概要

名 称 公益財団法人 三五ものづくり基金
所在地 株式会社 三五 本社内 (ECO35)
事業目的 この法人はものづくりに関する領域において各種支援活動を行い、
広く深くものづくりに貢献することにより、科学技術の振興を図り、
もって社会経済の発展と国民生活に寄与することを目的とする。
その目的を達成するために次の事業を行う。
  • 素材から製品まで一貫した生産技術に関する研究開発に対する支援
  • 未来を切り拓く独創的な製品に関する研究開発に対する支援
  • 科学分野における人材育成事業に対する支援
  • 科学技術の振興に資する交流、 普及、 啓発に関する活動及びこれらの活動に対する支援
  • その他この法人の目的を達成するために必要な事業

趣意書

㈱三五は創業以来、鉄を素材とした塑性加工と接合技術でものづくりの会社として成してきました。

得意分野の鋼管を使ってエンジンのガスを浄化する排気系部品や一般材から超ハイテン材までのボデー部品、造管や線材、引抜鋼管など鉄鋼2次製品を生産しており、今日まで自動車産業の発展とともに成長を続け海外へも進出するグローバル企業となりました。

私たちは変わることのない家族的な絆とチームワークで、ひとづくり、ものづくり、環境づくりを追求し、世界に貢献する三五製品の創出に挑戦し続けます。

現在、世界的に自動車は電動化へと向かっています。これは地球温暖化の要因の一つである自動車から排出されるCO2を削減する目的です。日本の基盤産業である自動車業界全体がCASEと呼ばれる、技術・サービスの一体化へと大きな変革を始めました。このため、新製品開発と共に日本の企業が得意とするものづくり改革も同時進行が求められています。更には研究開発を自動車以外へ応用し、安心安全な環境・暮らしに貢献することも必要となってきました。これらの活動から日本の産業全体も拡大発展するものと確信しています。

今回設立する財団は、ものづくりに関する領域において各種支援活動を行い、 広く深くものづくりに貢献することにより、 科学技術の振興を図り、 もって社会経済の発展と国民生活の向上に寄与することを目的に設立しました。

日本の自動車業界全体が100年に一度の大変革に立ち向かうために、更なる技術力向上に貢献することを目指します。「不利を利に変える」危機をチャンスと捉え、ものづくりをリードする産学官の皆様と共に日本の自動車業界、ひいては日本の産業を支えてまいります。